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ホーム開幕戦直前解説

UPDATE:April 17, 2008 6:45 PM

解説などと少しエラそうですが、今回はホーム開幕戦の直前と言う事で2週間前の試合で見せた東川サッカーの簡単な解説と最後にホーム開幕戦のスタメン予想をしてみます。


宮崎でのKYU開幕戦のフォーメーションは4-4-2のダブルボランチ。
開幕前に4-5-1、4-3-3等にも取り組んできましたが最終的にこの形に落ち着きました。
東川監督の志向するサッカーは選手間の距離を短めに保ち、ショートパスを多用しながら展開。行き詰ったら大きく逆サイドに展開するというものです。またサイド攻撃と自身の戦術の柱と位置づけています。
(詳しくはホーム開幕戦で配布予定のナガサキスタンダードhttp://nagasakistandard.blog89.fc2.com/
に監督のインタビューが掲載されますので参照してください。)


特に現役時代のPOSであるサイドバックには強いこだわりがあり、
「1対1に強い」「スピードがある」点に注目して隅田を起用。開幕前から一貫して起用しています。しかし、隅田は「戻りが遅い」と言う点と「他のDF陣との連携がまだ確立していない」という弱点があります。


そこで逆サイドにはバランスをとる為に守備を重視した起用をせざる得ません。そこで「運動量が高い」「相手の攻撃を遅らせる事が出来る」「簡単に振り切られないしつこさ」等を買われ渉がボランチからコンバートされます。守備においては梶原はやや、上記の点で渉に劣りますから。さらに中盤の左サイドの恭平にある程度攻撃に専念させる為にも渉起用は都合が良かった訳です。


中盤両サイドには恭平、大塚というドリブラーを配し積極的に仕掛けさせるのも特徴です。
しかし、2人共に最大の武器は突破型のドリブルで溜めを作る事が出来ません。
東川サッカーは短い距離でパスをつなぐのですが、選手同士が常に近い距離を保つには運動量が必要となります。常に動いて接近と離脱を繰り返さないといけない訳で、その動く時間と稼ぐためにはボールをキープする「溜め」が必要です。さらに突破型ドリブルはボールを持って空いてるスペースへ切り込みます。結果的に味方がボールを貰いに入るスペースを潰す事も増えます。


宮崎で特に恭平が持ち味を出せなかった最大の原因がここにあります。
エースである為にボールは集まる。さらにエースの責任感。この2つに追われ、まだ完調でない体で密集地帯に突っ込む。味方もフォローに入りづらく孤立する。まさに悪循環です。


そこで宮崎では元気が溜めを作ろうとしました。その為には武男、元気の両ボランチは運動量が求められたのですが、共にベテランだけあって上手く対応していましたね。一見、逆説的ですがフォーメーション中央の充実がサイドの不安定さをカバーしているのが今の長崎の状態です。


現在、チームは宮崎での2試合の経験を元に再調整中です。
やはり、どういう試合でも公式戦経験の有無は大きく、各自「出来る事、出来ない事」を理解して自分達で修正をしつつあります。まだまだ磐石ではありませんが、現在のチーム、自分達の位置を確認した事で2週間前よりは調子は上向きつつあるようです。


その一方で、試合を経験していない為に修正がまだ出来てない選手、逆に不調に拍車をかけた選手や一体感が希薄な選手もいるのが気がかりです。試合を重ねて行く事で解決するしかないのかもしれません。


それでは、最後にスタメン予想を

GK:近藤これはもう当確ですね。


右サイドバック:隅田
彼も間違いないでしょう。実戦を経て自信も得たようです。
左サイドバック:渉
現状でバランス的には彼がいるいないは大きいです。
CD:久留、伝
体調を戻した加藤が伝に変わる可能性はありますが、コーチングにも積極的なこの2人が今は信頼厚いようです。


ボランチ:武男、竹村
武男さんは不動。運動量を買われて竹村でほぼ決まり。
右サイド:大塚
彼も現状では当確でしょうね。
左サイド:元気
現状のチームで溜めを作れてパスも出せる選手のエース格です。ゴール近い程良い仕事をします。


FW:アリ、洋
好調な2人です。外す理由が見つかりません。


サブ:吉本(哲)、加藤、飛鳥、梶原、恭平、園田、吉本(淳)
こんな感じでしょうか。

PLOFILE
HIROHISA FUJIHARA
HIROHISA FUJIHARA
長崎市在住。B型、双子座。
V・VAREN長崎が心の半身。
普段の会社員は世を忍ぶ仮の姿。
徹底した長崎目線、長崎思考からfootballについて考え、書き続ける好事家。
シーズン問わず人生がfootball中心。
V・VAREN長崎ウルトラのページKLMもやってます。スタジアムフリーペーパーも書いてます。
シーズン中は平日は練習場、週末はスタジアムに常駐。
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